美容や健康、体づくりに効果的なプロテイン(タンパク質)。
しかし体に良いとはいえど、プロテインにはどのくらいカロリーがあるのか気になるところですよね。中には「プロテインを摂取すると太る」と聞いた方もいるかもしれません。
ですが、プロテインは太るというのは誤解です。この記事では、プロテインに含まれるカロリーと、体に及ぼす影響について解説していきます。
プロテインのカロリーは鶏のささみよりも低い
プロテインにはカロリーがどのくらい含まれているのでしょうか。プロテイン商品の代表ともいえるザバス(SAVAS)と、高タンパク質・低カロリーといわれる鶏のささみを比較してみましょう。
■ タンパク質を50g摂取する場合
・プロテイン 264〜277kcal(21gあたり79〜83kcal、タンパク質15.0g)
・鶏のささみ 334kcal(100gあたり127kcal、タンパク質19.0g)
両者を比べてみると、プロテインのカロリーの方がより少ないことが分かりますね。しかも鶏のささみと比べて低脂肪なため、余分な脂質を摂取する心配もありません。
このように、プロテイン自体のカロリーは決して多いわけではありません。ではなぜ「プロテインは太る」という声があるのでしょうか。それは、プロテインの間違った摂取方法にあります。
※参考(プロテインと鶏のささみの情報について)
https://catalog-p.meiji.co.jp/products/sportsnutrition/sports/050111/2632317.html
https://catalog-p.meiji.co.jp/products/sportsnutrition/sports/050111/2632491.html
https://www.weider-jp.com/protein/columns/detail/?id=114&category=muscle
「プロテインは太る」という誤解と注意点
先ほど説明したように、そもそもプロテインは0kcalではありません。サプリメントの一種だからいって、普段の食事内容のままプロテインを摂取すると、当然その分のカロリーが上乗せされます。
そのためプロテインを摂取するときは、一部の食事内容や間食をプロテインに置き換えるというイメージで行うと良いです。よりカロリーを抑えたい場合は、牛乳ではなく水で飲むようにしましょう。
また成人であれば体重1kgあたりプロテイン1g、筋肉をつけたい方・スポーツをしている方であれば1kgあたり2gが、1日の目安といわれています。つまり50kgの方は50g、もしくは100gということですね。
プロテインの過剰摂取はカロリーが増える上に、タンパク質を十分に吸収できないので避けましょう。
まとめ
プロテインを正しく摂取するには、自分の体に必要なプロテインの量と、それに含まれるカロリーの量を把握することが大切です。
1日に摂取するカロリーの一部をプロテインに置き換えて、タンパク質を効率的に吸収しましょう。そうすればプロテインによって太ることはありません。
プロテインは自分の体をより美しく、より健康にするのに有効なサプリメントです。自信を持って積極的に摂取しましょう。