「プロテインと言えばダイエット!」といった具合に、プロテインと聞けばダイエット用の食事に置き換えるプロテインドリンクを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。シェイカーにドリンク用のパウダーを入れ、水とシェイク。このドリンクを1日1~2食、食事の代わりとして摂取する。
ネット通販やドラックストアで根強い人気のプロテインドリンク。果たしてこれらは本当に痩せるのか。この記事では、その効果のほどについて解説致します。
プロテインとはたんぱく質のこと
プロテインドリンクの主成分であるプロテイン。みなさんは何のことかご存知でしょうか?
プロテインとは、たんぱく質のこと。私たちの体でいうところの、筋肉や皮膚を形作っている成分のことになります。身近な食べ物ですと、大豆や豆腐、鶏肉に多く含まれています。
たんぱく質は、私たちの体を形作る基本となる成分。体内のたんぱく質が不足すると、筋肉が落ちてしまったり、肌トラブルや浮腫みの原因となってしまうのです。
プロテインドリンクの内容物
プロテインドリンクには、プロテイン以外にも様々な成分が含まれています。商品によって入っているものは異なってきますが、ビタミンやカルシウム、食物繊維など、健康な体を維持するために必要な栄養素が多く含まれています。
プロテインドリンクは低カロリー
プロテインドリンクは、一般的に1食150~250 キロカロリー程度であることがほとんど。女性が通常に食事をした場合の1食のカロリーは400~800キロカロリー程度ですから、それに比べると随分低カロリーであることがわかります。
プロテインドリンクがダイエットに使われている所以は、この低カロリーからきているのです。
プロテインドリンクを食事に置き換えることの効果
プロテインドリンクを食事に置き換えることで、摂取カロリーを抑えることができます。ダイエットには食事改善がつきものですが、たんぱく質やビタミンなど健康な体のために必要となる栄養素をすべて盛り込んだり、カロリーがどのくらいになるか考えながら食事のメニューを組み立てるって、案外難しいですよね。
その点プロテインドリンクは低カロリーに作られており、栄養素も豊富。1日1~2食程度食事の代わりにプロテインドリンクを摂取することで、手軽に、かつ確実にカロリーをダウンさせることが可能です。もちろん、通常の食事をする際に高カロリーのものばかり食べたり、ドリンクに置き換えたからといってデザートを追加したりしていると痩せません。
あくまでも、プロテインドリンクに食事を置き換えることで、通常の食事を摂取した場合よりも一日トータルで摂取カロリーが消費カロリーを下回っている状態に体を持っていくことが重要なのです。この状態を毎日続けることがダイエットへと繋がっていきます。
一般的に、脂肪を1キロ落とすのに必要なエネルギーは7,200キロカロリーと言われています。自分が目標とする体重と、プロテインドリンクに置き換えることで減らせるカロリーとを計算し、効率的にダイエットを行いましょう。