もうリバウンドしたくない!プロテインで主菜置き換えダイエット

プロテインというと、筋肉ムキムキのボディメイクの必須食品のようなイメージの人が多いのではないでしょうか?

しかし、プロテインは身体をつくる栄養成分がバランス良く配合された栄養食品でもあるのです。

つまり、使い方によっては大きなダイエット効果が期待できます。

そこで、プロテインを利用した筋肉引き締めダイエットを紹介します。

食事制限のストレスを減らして、美味しく効果的にカロリー調整

ダイエットの食事制限は絶対NG?

ダイエットといえば、一番手っ取り早いのは、食事を減らすことだと思っている人も多いでしょう。

でも、食事を過度に減らしてしまうと、必要な栄養素も摂取できなくなってしまします。

このような過剰な食事制限ダイエットは、筋肉が痩せて、免疫力低下や自律神経のバランスの乱れ、睡眠不足等を引き起こしてしまいます。

思い通りに体重減少に成功しても、非常に不健康な痩せ方となり、見た目も美しくありません。

お肌が荒れたり、髪の毛の潤いや艶を失ったりと、身体の表面に一番現れますので、せっかく痩せても、化粧のりが悪くなったり、顔色が悪かったり、お肌ボロボロ・髪の毛バサバサとなってしまうのです。

美しくなりたくてダイエットをするのに、これでは意味がありません。

食事の一部をプロテイン飲料に置き換えると、食事制限もラクラク!

さて、プロテインの上手な利用法とは、置き換えダイエットです。

先に解説したようにプロテインは、非常に栄養バランスのとれたタンパク質が主成分の栄養補助食品ともいえます。

身体の筋肉を作る栄養素である、タンパク質(必須アミノ酸の原料)、ビタミン、ミネラル等の身体に重要な栄養素をバランス良く摂取することは非常に難しいのです。

例えば、明治の「ザバス ホエイプロテイン100」は84kcalであり、このプロテインに含まれる栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、パントテン酸、ビタミンCと身体の筋肉作りに必要なエネルギーがこんなにも豊富に含まれています。

中でも、タンパク質含有量は75%だそうです。

通常食の場合、主菜は肉や魚などタンパク質中心のメニューとなることが多いですが、このタンパク質をプロテイン飲料に置き換えることでかなりの摂取カロリーダウンに繋がります。

しかも、筋肉を合成するのに必要な全てのエネルギーもバランス良く摂取できますので、食事調整のダイエットでも、健康的な美しいダイエットができるというわけです。

プロテインの置き換えダイエットレシピ

例えば、豚の肩ロース肉100gの場合、トータルカロリーは157kal、主要栄養素としてのタンパク質は19.7g、炭水化物は0.1gが含まれています。

一方、ザバスプロテインの場合、トータルカロリーは84kcal、タンパク質は15.1g、炭水化物は2.9gが含まれています。

もし夕飯の主菜「肉野菜炒め」を豚肉抜きの「野菜炒め」にして、プロテインを合わせて摂取した場合、全体の摂取カロリーは約半分ですが、タンパク質は全体の重量に対して77.7%、身体に重要な栄養素も十分摂取できるのです。

このように、主菜のタンパク質部分に関してプロテインに置き換えるダイエットは、摂取カロリーの大幅ダウンが期待され、しかも、栄養不足にはならないので、きれいに痩せられるといえます。

プロテインと適度な運動で筋肉を引き締める

プロテインといえば、筋肉増強といったイメージかもしれませんが、プロテインをただ摂取するだけでは、筋肉が引き締まった身体になれるわけではないのです。

有酸素運動を行うと、筋肉がダメージを受け、その修復のために、多くのカロリーを消費します。だから、有酸素運動は、カロリー消費に効果的だといわれているのです。

そして、有酸素運動を行った後、30分後くらいが筋肉修復の黄金タイムといわれています。

その黄金タイムに、プロテインを摂取して、効果的に筋肉修復ができたら、引き締まった美しい筋肉ができるというわけです。

また、プロテインと一緒に糖質を摂取すると、インスリンの分泌が盛んになって、タンパク質の吸収を高め、引き締まった強く美しい筋肉をつくる効果が高いといわれています。

プロテインとイメトレで筋肉引き締め効果も期待できる?

イメトレ効果は科学的に証明されている

1991年にアメリカルイジアナ州立大学医学センターの臨床実験で証明されていますが、筋トレの休憩時間に、力こぶを作ったり、股に力を入れるといったイメージトレーニングを行った結果、12.6%の被験者が筋力増強を示したという臨床結果が発表されています。

参考:イメージトレーニングが筋トレの効果を高める〜その科学的根拠を知っておこう|リハビリmemo

通勤・通学時にイメトレ、会社や学校でプロテイン朝食がおすすめ

例えば、朝食を抜いて学校や会社に出掛けるとします。

家を出て、通勤や通学で自宅から最寄りの駅まで15分程度、その他電車の乗り換えや、会社の最寄りの駅から会社までの徒歩も10分程度の歩行は、大股で姿勢良く早歩きで歩きましょう。

さらに、通勤・通学途中の満員電車・満員バスの中では、股に力を入れたり、吊革につかまりながら、力こぶを作っている自分をイメージしてみましょう。

満員電車なのですから、身体を維持するのに、脚に力を入れて踏ん張るし、吊革につかまるのに必死だったりするでしょう。
それだけで筋肉ができるほどの力ではありません。
ですが、満員電車の中でイメトレを続けていると、脳は、あたかも運動をしたかのような勘違いをしてしまいます。

脳は非常に勘違いしやすいのです。

そして、会社や学校に着いてから、一呼吸しつつプロテインを摂取します。

通勤・通学の軽い有酸素運動と筋トレのイメトレの後、最寄り駅等から歩いて会社や学校に着いて、ゆっくりと座席で寛ぐ時間は、運動後の筋肉修復黄金タイムにピッタリなのです。

脳の勘違いとイメトレ効果に、黄金タイムの筋肉修復効果が合わさって、引き締まった筋肉作りが期待できます。
また、ここでプロテインによるカロリー補給84kcal(軽い朝食)で、栄養バランスの良い、タンパク質を中心とした朝食が取れるのです。

まとめ

いかがでしたか?
プロテインのイメージが大きく変わったのではないでしょうか?
激しい筋トレは難しくても、軽い有酸素運動とイメトレならあなたにもできそうではありませんか?

また、ダイエットを効果的に進めるにはストレスを溜めないことも大切。
良い睡眠を十分に取ることや、身体の大きな関節を大きく動かすラジオ体操やストレッチも、ストレス発散に大きく役立ちますので、置き換えダイエットになれるまで、自分なりにストレス対策もして下さいね。