プロテインで体を引き締めよう!プロテインのメリットや効果的な摂取方法を徹底リサーチ

ジムトレーニングやプロテイン摂取は、ボディメイクや美容に関心がある女性に注目されています。しかし、正しい知識がない状態で闇雲にトレーニングやプロテイン摂取をすると、ガチガチの筋肉がついたり女性らしさが薄れたボディラインになることもあるでしょう。

そこで今回は、ボディラインを美しく引き締めるために知っておきたい、上手なプロテインの摂取方法について紹介していきます。

プロテインが筋肉をつくる仕組み

筋トレをする人がプロテインを積極的に摂取する理由は、プロテインの成分と働きにあります。
プロテインと一言でいっても、牛乳を原材料とするホエイプロテインカゼインプロテイン、さらに大豆が原材料となるソイプロテインの3種類に分類されます。いずれも主成分はタンパク質で、筋肉・皮膚・髪の毛などをつくってくれるのが特徴です。

もちろん食事からタンパク質を摂取することも可能ですが、脂質やコレステロールも一緒に摂取してしまうことが多く、ダイエット中や健康維持を心がけている人にはデメリットとなることもあります。
その点、プロテインなら余分な脂質などをカットして体に必要な成分だけを摂取できるので安心です。

食事でタンパク質を十分に摂取できていれば、プロテインがなくても筋肉をつくることはできます。

とはいえ、仕事や家事など毎日忙しい女性は食事が不規則になりがちです。タンパク質不足の状態だと、筋肉の衰え・髪のパサつき・バテやすいといった体の不調が起こりやすくなります。
健康な体を維持するためには、プロテインを上手に活用することが大切です。

摂取したプロテインは、トレーニング後に傷ついた筋線維を強くしてくれます。筋トレの相棒としてプロテインを活用している人が多いのは、良質な筋肉をつくるために欠かせない成分であるためです。

プロテインを摂取するメリット

効率よく引き締まった体を目指せる

運動を一生懸命やっても体内のタンパク質量が足りなければ筋力アップのスピードもダウンしてしまいます。
効率よく無理なくシェイプアップを目指すには、適度な食事制限と筋トレなどの運動、さらにプロテインの摂取をセットにすることがオススメ
食事制限や運動の効果を最大限に引き出せるのが、プロテインのメリットといえるでしょう。

タンパク質を手軽に摂取できる

30~40代の女性の場合、1日あたりのタンパク質摂取推奨量は50gです。
白米300g(丼1杯)・脂身のない牛もも肉100g・納豆1パック・牛乳コップ1杯の食事1回で、約46gのタンパク質を摂取することができます。

一見、簡単に推奨量をクリアできそうですが、タンパク質量を考えながら毎日摂取するとなると、ちょっと面倒に感じてしまうかもしれません。その点、プロテインなら水や牛乳に溶かして飲むだけなので毎日手軽に続けることができるでしょう。

美容効果も期待出来て一石二鳥

プロテイン商品のなかには、タンパク質だけでなくヒアルロンコラーゲンポリフェノールなどのスキンケアやヘアケアにも役立つ成分が配合されているものもあります。
筋肉を鍛えてボディメイクをしつつ、肌や髪の毛などのケアもできるので一石二鳥です。プロテインは筋力アップのためのアイテムと思われがちですが、美容目的で摂取している女性も多くみられます。

効果的なプロテイン摂取のタイミング

プロテインの効果を高めるためには、摂取するタイミングにも注目する必要があります。プロテインは、種類によって吸収速度やオススメの摂取タイミングが異なります。
吸収率が高いホエイプロテインは、運動後に摂取するのがベストタイミングです。特に、運動後45分以内はタンパク同化作用(アミノ酸がタンパク質に変化し筋肉をつくる働き)が高く、プロテイン摂取に適したゴールデンタイムと呼ばれています。

カゼインプロテインは吸収スピードがゆっくりで、ホエイプロテインの吸収速度の3~4倍の時間をかけて吸収されるのが特徴です。満腹感が長続きして血中のアミノ酸量を長い間高い数値でキープすることができます。体を休めている間もしっかり作用してくれるので、就寝前に摂取するのがオススメです。

また、ソイプロテインもカゼインプロテインと同じく腹持ちが良いため、就寝前や朝食後に摂取するのも良いでしょう。ソイプロテインには、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンも含まれているので、シェイプアップだけでなく肌や髪のケアにも効果が期待できます。